ケルトとアイルランド

ケルトとは、「優れた者」を意味する言葉。ケルト民族はヨーロッパ大陸からアイルランドへ渡りケルト文化を発展させました。アイルランドには元々アーリア人と思われる先住民族が住んでいました。 しかし、ケルト民族が渡って来たことで、 ケルト人が先住民を吸収し、アイルランドの新しい時代が始まります。アイルランドとは「聖なる島」を意味しています。ギリシャの文献によるとアイルランドはインスーラ・サクラ(聖なる島)と呼ばれていましたが、後にゲール語で「アイレ」と呼ばれ今の「アイルランド」になったと言われています。


アイルランドに行くとその幻想的な雰囲気がノスタルジックであり、神秘的な空間を感じます。アイルランドは一言で言うと、「妖精の国」。日本ではおとぎ話として妖精が伝わっていますが、アイルランドに行くと「妖精は存在する」 ということが分かります。アイルランドには約100箇所ほど「ラース」と呼ばれる妖精が住む場所があります。円形の丘で囲まれ、中心には木々があります。そこはとても神秘的な空間です。アイルランドでは妖精を見る力のことを「セカンドサイト」と呼ばれているようです。アイルランドの人々のDNAにはセカンドサイトが保存されているのではないかと感じます。


アイルランドではアクセサリー工芸が盛んで、アイルランドを代表する民芸品となっています。当店の扱うSolvar社のアクセサリーもダブリンで数十年経営している老舗です。なぜ、アクセサリーが発展しているかの答えは紀元前2000年頃に遡るようです。紀元前2000年頃にアイルランドに金属細工品が伝わったことから、金属細工が発展し日用品にも浸透したと伝えられています。また、 紀元前1500年頃の古墳からエジプトのアクセサリーが発見されたことから、エジプトとの交易があり、エジプト文化からの文化的な影響もあったのではないかと思われます。ケルトのアクセサリーには様々なシンボルが施されています。それぞれに意図が込められています。この世を構成しているエネルギーには全て形がありますが、ケルトのアクセサリーにはその形がシンボルとして表現されているように感じます。


現在はカトリックの国として知られているアイルランドですが、5世紀以前は様々な知識を持つ「知恵」を意味するドルイドの国と伝えられています。ドルイドとは哲学者、教師、預言者、魔術師、神官、詩人等、スピリチュアルな人々。ドルイドの影響が強く、これがケルトの文化が統一した理由と言われています。

5世紀~6世紀にセントパトリックによりキリスト教の布教によりドルイドの姿が消失しますが、ドルイドの影響は依然強く、神官や預言者、教師等の特権階級の地位がキリスト教になっても影響が強く、ドルイドと キリスト教と見事に融合しました。例えば、ケルトの十字架は元々あったドルイドの太陽神を表す丸の上に十字の形になっています。アイルランドが他の国々と異質な理由はこの点にあると言われています。


アイルランドの様々な場面で遭遇するのが「スパイラル模様」。スティックシュガーや歯磨き粉、ミネラルウォーターのパッケージにまで使われています。これはケルトの「死は休息であり祝福」という考え方から来ており、紀元前2500年~3000年頃に作られた言われるニューグレンジという遺跡が有名です。ニューグレンジでは、死と再生と誕生のシンボルと言われる「トリスパイラル」が見られます。ニューグレンジでは、冬至の日に太陽の光が中の石室に入る仕組みになっています。このことから、エジプトと同じく太陽信仰をしていたことが分かります。ニューグレンジは「神々が住む異界」としてアイルランドの神話に取り入れられています。


アイルランドには、様々な伝承があります。アイルランドは緑がシンボルカラーですが、これはシャムロックという三つ葉のクローバーに似た植物から来ています。シャムロックはアイルランドの至る所に生息していることや、キリスト教を伝えると共に、アイルランドから毒蛇や虫を追いやったと伝えられるセントパトリックにより、シャムロックは三位一体を象徴するものであるとしたことが大きな理由のようです。アイルランドではラッキーアイテムとされています。

愛と友情と忠誠のシンボルである「クラダ」も有名です。クラダはアイルランドのゴールウェイ湾を見渡す小さな漁村から生まれたシンボルです。ハートが「愛」を、ハートを支える手が「友情」を、そして王冠が「忠誠」を象徴し、永遠の愛・友情のシンボルとされており、恋人同士で身に付けたり、パートナーを求めるためにも愛用されているんです。

アイルランドは日本と同じように様々な伝承があり、日常に活かされています。


日本とケルトとの関係性もアカシックレコードから見えてきます。アカシックレコードのゲリーボーネル氏によるとほうきに乗って空を飛ぶ魔女の伝説がありますが、あの飛翔の技術は奈良吉野から伝わったという情報があります。日本とケルトの文化が似ていると言われている所以ではないでしょうか。輪廻転生、アニミズム(精霊主義)、自然観などケルト文化(ドルイド)と共通する面が多くあることからも、そして、私たちはアイルランドを「愛蘭土」と読んでいることからも分かるでしょう。ニューグレンジのシンボルである、トリスパイラルの模様は、奈良の天河神社のシンボルとほとんど同じなんです。

ケルトのアクセサリーは私たちの内側にあるオリジナルの意識を目覚めさせたり、日々の様々な想いに共鳴するツールとしても活用できると感じます。是非、アイルランドから直輸入のケルティックアクセサリーをご愛用ください。妖精を見るセカンドサイトの活性化にもいいかもしれませんね。